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隼人とはあれから毎日メ―ルや電話をしたり、仕事が終わってから数時間だけ逢ったり、そんな日々を過ごしていた。
お正月はあたしがバイトだったから、一緒には過ごせなかった。
【1月下旬】
あたしのバイトがたまたま休みだった土曜日に合わせて、お互い友達を一人呼び、2:2で鍋パーティーをする事になっていた。
これはなぜか、隼人の友達が考えたパーティーらしい。
意味不明だ(笑)
そして土曜日、あたしは友達と二人で近所のコンビニに居る。
【まだ免許がない】そんなあたし達の為に、隼人の車で友達と一緒に迎えに来てくれるらしく、隼人達を待っているところだ。
10分後
あたし達が雑誌を見ながら喋っていると、突然後ろから誰かに抱きしめられた。
「うわっ!!」
あたしはビックリして、
思わず叫んでしまった。
しかも結構な大きさの声で。
うん、恥ずかしい(笑)
振り返ると隼人が、いつものようにハニカんでいた。
「お待たせっ♪」
(はい、アウト~)
あたしは既に、
そんな隼人に照れまくりだ。
「おいおい、コンビニでイチャイチャしてんなよ(笑)」
見知らぬ男が、
あたしより先につっこんだ。
「わり~わり~(笑)
あっ、こいつ龍也♪」と
隼人が紹介をする。
どうやら隼人の友達らしい。
「はじめまして♪」
あたしはその友達に軽く挨拶をしてから、「友達の美由紀です」とあたしも紹介をする。
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