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彩
「うげー(´Д`)龍也さん、こいつ何とかして~っ」
龍也
「ん~聞こえな~い(笑)」
一時間後
そんなくだらない会話をしていたせいか、あっという間に隼人の地元のスーパーに到着した。
美由紀と龍也さんも、なんだかんだ冗談を言い合う程仲良くなったみたいで一安心。
四人は車から降りる。
降りるとすぐ、美由紀が隼人達に聞こえないように、小さな声で話かけてきた。
「ねぇ!あたし龍也さん
タイプかもーっ(≧∇≦)♪」
「マジで!?(笑)
よかったじやーん♪」
「うんっ♪応援してね!(笑)」
「もちろん(笑)」
そんな会話をしながら、あたし達は隼人達の後ろを歩いて、スーパーの中へ入った。
あたしがカゴを持つと、隼人がさりげなくカゴを持ってくれた。
まず、野菜売り場へ。
すると、
突然隼人が立ち止まる。
不思議に思い目線の先を見てみると、そこには同じように立ち止まって、目を見開いて隼人を見ている女性が居た。
スタイルがよくて身長も低く、
金髪のいわゆるギャル。
ほんのり小麦肌で、あたしでも惚れてしまいそうなくらいの可愛い女性だ。
先に口を開いたのは、
この女性の方だった。
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