46人が本棚に入れています
本棚に追加
/200ページ
女性
「あれーっ!?龍也と隼人じゃーん!久しぶりーっ(≧∇≦)♪」
キャピキャピしていて、
本当に可愛らしい。
(ん?知り合いなのかなあ?)
あたしは、
地元の友達だと思った。
隼人は軽く手を上げて挨拶をすると、野菜を選び始めてしまう。
冷たくも思える隼人のその態度を見ていた女性は、悲しい表情をしている。
そんな二人に気を使ったであろう龍也が女性の元へ行き、話をし始めた。
龍也
「お前久しぶりだなあ~何年ぶり?(笑)てゆうか、いつ帰って来たんだ?」
女性
「ん~高二の時以来?(笑)
先週戻ってきたんだよねえ」
龍也
「先週?知らなかった(笑)」
女性
「隼人はまだ怒ってるよね‥」
龍也
「ん~まあ仕方ないだろ。お前はちゃんと隼人に謝んなくちゃな」
そんな会話のやり取りが、あたしの居た場所からでも聞こえた。
(謝る?隼人に?‥この人と隼人の過去に何があったの?)
あたしは不安だった。
過去に何があったのかは知らない。でも謝るって事は、この人が隼人に何かしたって事。
(一体何があったの?)
女性
「うん、そうだよね‥‥隼人と
ちょっと話せないかな?」
龍也
「ん~呼んでみるか?」
女性
「うん‥お願い‥‥‥」
最初のコメントを投稿しよう!