イナズマイレブン2

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     ※※※  ――1週間後。会長室。  「部長! 私にゲームを進めるということはそうとう自信があるのだな!」  (なんて男なの!? ゲームをするのが仕事なのに。・・・土原祐山恐るべし!)  森山は口にできないことを思う。  「もちろんです。今回はこの白川が・・・っていない!」  「白川さんならトイレに行くとぼそっと言って出ていかれました」  「本当かね!? 森山君! 参ったな」  部長は頭をぽりぽりとかいている。  「いない男のことはどうでもいい! 早くそのゲームを私によこせ!」  「あ、はい! こちらでございます」  部長はイナズマイレブン2を土原に渡す。  「部長! 貴様! 私がこのあいだDSを投げて壊してしまったことは知っているだろう! そのことを知っていてこのソフトを渡したのか!?」  「もちろん、新しいDSも用意しております」  「よし、それならいいが・・・むっ! これは!!」  「どうかしましたでしょうか? 土原先生? 痛っ!」  土原は部長にDSを投げつけそれが部長の頭に当たる。    
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