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「では、このゲームを0点でしょうか?」
「いや、それが不思議なのだが、こんなに不満はあるのに先には進めたいのだ! 気になるのだ。この先が・・・」
「それもそのはずですよ」
「誰だ!?」
「俺だよ。土原祐山」
そこにいたのは白川である。
「だから誰だと言うのだ。貴様は!!」
「お前の息子だった秀介だよ」
「そんな奴はいたか? まあいいだろう。このゲームのストーリーの先が気になる理由を言ってみろ」
「自分の息子の顔も忘れるとは、お前は悪魔か!」
「黙れ! いいから理由を言え!」
「くっ・・・まず土原、最初にこのゲームをしたときに何を感じた? いや、豪炎寺がチームから去ったときに何を感じた」
「なんだがさみしい感じが・・・親友がいなくなったような・・・はっ! なぜだ? なぜ初めてのゲームでここまで愛着がわくのだ!? 理由を言え!」
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