<プロローグ>

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手を掴もうと更に腕を伸ばそうとした時,女の体が深紅の液体に沈みだした。 助けて・・・。 助けてよ・・・。 女は助けを請いながらも更に沈み,ついには完全に飲み込まれていった。 ・・・! 「・・・夢か。」 俺は,ベットで上体を起こし,額に浮き出た汗を手の甲で拭った。
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