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転がっているのは何だろう ぼくはそれに触れた。 それはやわらかく 壁のヘドロより、酸味のあるにおいがした。 ぼくは口の中のべとべとを何度も咀嚼し だけど呑み込まなかった。 やわらかいものに顔を近付けて そのままべっとり、顔を埋める
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