君にとっての僕。

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そんなボクにも、唯一キミに「カッコいい」と言ってもらえるときがある。 それは、ダンスでアクロバットを決めたとき。 付き合い始めた頃は、よく「アクロバットしてるときの侑李が一番カッコいい。」って言われて、照れてたっけ。 「ねぇ、梓。」 「なぁに?」 「梓にとって、ボクってどんな存在?」 「ん?何いきなり(笑)」 「ボクは、かわいいだけの存在でしかないの?」 ボクの直球な言葉に、梓は少しビックリしてた。 「ごめん!私、侑李にそんなことずっと思わせてたの!? ただ、カッコいいって言うのが恥ずかしくて///。 侑李はもちろん、いつもすごくカッコいいよ?///」 良かった。安心したよ。 今度からは、いつでもちゃんとカッコいいって言ってね?
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