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成海Side
{ーーーーっ!?}
楓『おい。宮地成海。
ちょっとこっち来いよ。』
成海「えっ!?あ、はいっ!?」
{なっなに・・・??ぼ、僕
なにかしたっけ??
殴られる??・・・やだよー(ノД<。)}
って、思ってたけど
真意は、如月くんの好きな人(?)
からのお呼び出し。
僕が彼女の前に立つと彼女は
春香「あたし、春香♪
楓の幼なじみなの♪
あなた可愛かったから楓に
呼んできてもらっちゃった☆
ごめんね??」
そう言う彼女は近くで
見るとさらに可愛くみえて
つい、見とれてしまうくらい。
成海「あっ・・・僕は宮地成海です。」
春香「よろしく成海ちゃん♪」
それから僕と春香ちゃんは
すぐに仲良くなれた。
すると春香ちゃんは僕に
春香「ねえ??成海ちゃんさあ
楓のこと苦手ー??」
成海「え・・・いや、んー少し??」
{びっくりした。急に如月くんの
話しになるから・・・。}
春香「怖いの??」
成海「そうだねー・・・。」
春香「そっかあ、でも、楓
本当はすごく優しいよ??
まあ、口は悪いけど♪笑」
成海「そうなの??」
{優しいのはきっと
春香ちゃんにだけだよ}
春香「うん。可愛い一面も
あったりするんだよ??♪」
なんて、春香ちゃんが言うから
僕もそういう一面を見れるかな
って、意識して如月くんを
見るようにした。
学校の如月くんしか、まだ
見たことがないけれど
一日一日経つと同時に
春香ちゃんと楽しそうに
話してる如月を見ることが
多くて、その光景を見る度
胸が痛む気がした・・・。
僕はそのことを、中学校の頃から
仲良くしている、僕のよき
理解者である優希ちゃんと
葵ちゃんに相談することにした。
すると、二人から
「それって、その人のこと
好きなんじゃないの??」って
答えが返ってきて
成海「そんな事有り得ないよっ。」
って、なぜか反論してしまった。
そんな僕に二人は
「よくわからないなら
もう少し様子見てみたいいよ♪」
って・・・・。
だから僕も
成海「そうしてみようかな。」
とその場を逃れた。
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