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初めの内はずっと威嚇をしていたが、少しずつ叫び声に変わりだした。
肉が飛び散り、血が吹き出る。
倒れた。
しかし武装軍団は弾が無くなるまで撃ち続けた。
太郎は呆気に取られていたが、ハッとして妻と娘のことを思い出し、急いで駆け寄る。
しかしそれらは、妻と娘では無くなっていたのだ。
「残念だったな」とリーダーらしき奴が言ってきた。
太郎はそいつの胸ぐらを掴み「お前ら何なんだ!こいつは何なんだ!!」と泣きながら言った。
「お前はこいつを見てしまった。兎に角俺に着いてきてくれ。」
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