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大学剣道大会の決勝の試合
2人の剣士が入場してきた
「ただいまから、大学剣道選手権大会決勝を行います」
アナウンサーの声で会場に緊張が走った
「赤、関東文化大学、雨宮健。白、京都環境大学、白川晶」
「お兄ちゃん、がんばって」
手を振る少女がた
「雫、座りなさいよ、後ろのお客さんに迷惑よ」
「そうか麻里子、じゃあ」
雫は周りの観客に立つように手で煽ったすると周りの応援客は手を叩いて
「雨宮、雨宮]と連呼をはじめた
「これなら、良いでしょう麻里子」
雫は大声で
「お兄ちゃんがんばって」
健は雫の方を見て手を上げ
面をつけた
「きゃあ、聞こえた」
雫は飛び上がって手を振ると
~~~~~~~
「雫、やるぞ!」
健が大きく息を吸うと
「始め!」
審判の声で試合が始まると健の面の向こうに見える白川の竹刀が止まって見え、逆に自分の竹刀は青白く光って見えた
「あれ?」
健は白川が打ち込んできた面を右によけながら篭手と横面を打った
「篭手あり、赤」
審判の声が場内響くと場内から歓声が上がった
「やった!お兄ちゃん」
雫が立ち上がった
2本目は審判の
「始め」
の声がかかって1秒後に面が決まった
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