覚醒

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覚醒

「私は信じます」 瑠奈は義成に言って、短刀を手に持つと小雪も短刀をバッグから取り出し2人がうなずき同時に柄を抜くと身刀の部分が眩しく光輝きだした すると瑠奈の体が10cmくらい宙に浮いた 「お父さん見て私の体が浮いている」 「ま、まさか信じられない」 健と小雪は驚きで口を開けて見ていると 「私は」 小雪が短刀をテーブルの上のお茶に向けるとお茶が一瞬で凍りついた 「わお、凄い。これがアクアの力か」 健が歓喜声を上げると 「ま、まて。分かった。瑠奈足をつけてくれ」 義成は驚きながらも冷静を装い怜奈に言った 「はい」 「とにかく、鞘に納めてくれ。落ち着かない」 義成が椅子に座ると 「わかった、雨宮君。君の言う事を信じよう」 「ありがとうございます」 「すると、妹さんが揃えばいいわけだね」 「はい」 「すると、小雪さんが150年間眠らされていたのもこの日のためだったと言う訳か?」 「そうです」 健が自信を持って言うと 「所で健君の力は?」 「さあ分かりません」 「ちょ、ちょっと待ってくれ」 義成は本を見て立ち上がると部屋から出て行った 「ねえ、私小雪さんの気持ちが分かったの」 瑠奈が興奮して言うと小雪も続いていった 「私もです」 「私は空を飛べる力を授かった」 瑠奈が言うと小雪は 「私は水を凍らせる力を持ちました」
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