赤い星

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「その通りだ」 「そんな事になったら、私達死んじゃう」 雫が怖くなって泣きそうになった 「そうかも知れない、それは君達の責任だ?」 「責任って僕達は何も悪いことをしていない」 健がアクアに言い返すと雫は聞いた 「アクア、俺達はどうすればいいんですか?」 「私は液体、気体、固体に姿をバランスよく変える」 「液体、気体、固体小学校で習ったわ」 雫が答えるとアクアは 「私は固体の時に体を休めている」 「ああ、南極とか北極とかで」 「しかし、今地球温暖化のせいで私の休む時間が短くなってしまった」 「それは申し訳ない、それでどうすれば?」 健はアクアの言っている事が最もだと思い頭を下げた 「1年以内に私の固体の面積を10%増やさない限り私は1年後に地球を離れる」 「わかりました」 雫は簡単に答えた 「おい、雫そんな事簡単に答えて良いのか?」 健はそんなに簡単に出来るわけ無い約束を雫がしたのでオドオドしていた 「赤い星の民の子孫が1ヶ所に集まった時、私の力を貸そう」 「1ヶ所ってまだ居るの?」 「もう1人いる」 「何処に?」 「お前達の近くにいる」 「近くって言ったって・・・場所知っているんでしょう、教えてよ。ケチ」 雫はアクアにケチをつけた 「さあ、3人で探せ赤い星の民を」 アクアの声が消えると 「雫、この女性どうする?」 雫はじっと女性を見ながら 「お兄ちゃんキスよ、王子様の」 雫が健を指差すと 「お、俺?無理無理」 健が逃げようとするとそれを雫が抑えると後ろから声が聞こえた
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