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『月島おれといたくないんだっー!』
バンバン机を叩いてワッと突っ伏した藍沢へ俺は何でそうなるんだと呆れた視線を向けた。
『いーよ!どーせ俺がうぜーんだろっ!』
ワンワン泣きながら藍沢がチラチラとこちらを見てくる。
『違う。でも確かにウザイのはウザイ。』
『うぜーって言ったー!』
キッパリ答えた俺の言葉に藍沢がガバリと顔をあげピッーと泣く。
寝起きなのによくこんな元気がでるなと感心してしまう。
恐らく、理由を言わなければこの先永遠とこの話題でグチグチと言われるな…そう思った俺はハァ~…と諦めの溜め息をついた。
『実は、俺、北山さんに告白された…』
『知ってるよ。』
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