もうひとつのぷろろーぐ

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「一応、こっちに向かってる時に、そこらに落ちてた布をはおってたんだけど…いつの間にかなくなってたみたいだよぅ」 シシルは愉しげにそう言うと、てくてくと集落に向かって歩き出す。 当然、一糸纏わぬ裸体。 濁りのない透き通った絹のような肌、控え目で小ぶりなな胸とお尻を晒して。 「だ…だめぇ姉さまッ!! わっ、私の着物をあげるからぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!! だから、その恥ずかしい格好でみんなのところに行くのはだめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!!」 くぅは顔を林檎のように真っ赤にすると、自分の着物をぬぎぬぎと脱ぎ始める。
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