魔砲戦争HR

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 戦争だとか争い事だとか、そんな事は面倒だから話し合いでさっさとケリをつけようと思ったんだけれどな。  やはり、軽率な行動。  戦争をやると予め宣告しておいて、話し合いですぐに解決するなんて。  そうは問屋が―― 「撃ちなさい」 「失礼しました!」  卸すわけがない!  全力で扉を閉めてそこから駆け出した。数秒もしないうちに扉が砲撃によって吹っ飛ばされる。  肩越しに追っ手の数を確認する。しっかりと確認できたのは三人、あとは二人ぐらい居たような居なかったような。
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