魔砲戦争HR

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 そこまで真剣に聞かれても、ちょっと困るんだけれど。 「だったらさ、お互い戦わずに終わらせようって話つければよくないか?」  ……  …………  うわー、『お前空気読めよ』的な視線が所々から刺さってくる。  だがそんな事は気にしない。  武力ではなく、話し合いで解決する。これが戦争における一番平和的な終わらせ方だろ?  俺はのんびりと席を立って、扉に手をかけた。 「ちょっと行ってくるわ」 「え? ちょっと……!?」  いきなりの行動に、ひかるが制止の言葉をかけようとするが俺はそのまま教室を出て行った。  ◆ ◆ ◆  
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