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俺は苦しむ夕李を抱き上げ奥へとすすむ
朔・優「希羅!!」
櫂とのやり取りを見ていた朔夜と優磨が声をあげた
希「・・・・席はずしてくれないか・・・?」
俺が言うと二人はなにも言わず部屋から姿を消した
俺はゆっくり夕李をベットに下ろす
希「・・・夕・・李」
夕李の髪を撫でる
ビクッ
夕李の体が強張った
苦しみながら夕李はうっすらと目を開き俺をみた
夕「・・・希羅・・さん?」
夕李が俺の名を呼ぶ
俺は一瞬笑みをもらす
ゆっくりと頬に手をすべらせその手で軽く顎を支えた
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