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体中から魔力を抜きとられるような感覚に陥った
まずい・・・
このままでは闇に吸い込まれる・・・
朔夜!!
優磨!!
力を貸してくれ!!
そう念じた瞬間首にかけていた青い薔薇の刻印をもつネックレスが光だした
夕「嫌ぁぁ!!!!」
夕李はなおも苦痛に泣き叫ぶ
俺は激痛に意識を持って行かれそうになるのをなんとか持ちこたえていた
朔夜と優磨の魔力を感じる
俺は自分の手首から血をすすりだした
そして
泣き叫ぶ夕李の顎を持ち上げ口づけをする
夕李の口に自分の血を流しこみながら舌を絡めとる
ゴクン・・・
夕李の喉から飲み込む音が聞き取れた
次の瞬間夕李の体から青い光りが放たれ首筋に紋章があらわれた
青い薔薇・・・・の紋章
刻印とはまた違う形の青い薔薇が描かれていた
すると胸元に咲いていた赤い薔薇の刻印は跡形もなくきえていくのと同時に体の痛みも消えた
希「ハアハアハア・・・」
俺は魔力の使いすぎでベットに倒れ込む
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