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夕「ヒクッ櫂・・・櫂・・・」 希「・・・夕李・・・」 櫂を抱きしめて泣いているといつの間にか希羅さんがそばにいた 私は櫂をゆっくり下におくと希羅さんにしがみついた 夕「櫂は櫂は・・・悪いのは櫂じゃないヒクッ・・・櫂が闇に堕ちたのはグスッ・・ヒクッ櫂が悪いんじゃないよ・・・ヒクッ」 私は何を言いたいんだろう・・・でも櫂の想いは伝えたかった・・・ 希「夕李・・・・」 希羅さんがそっと私を抱きしめた 夕「・・・ねぇ・・・櫂は・・・悪くないの・・・ヒクッわかって・・・ねぇ・・希羅さん・・・グスッあなたたちは・・・皇帝なんでしょ!!ワァアアン」 私は声をあげて泣いた 涙は止まらなくて声がかれるほど櫂の名を呼んだ ねぇ・・・・櫂・・・・ ・・・・・・今はきっと 温かい場所にいるよね・・・・ お父さんとお母さんと 幸せに過ごせるよ・・・・ ねぇ・・・・・ ・・・・・・・・・・櫂
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