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櫂がいなくなってから早くて一年の年月が流れた 櫂の遺体はあのあと魔界に埋葬されたと希羅さんに聞いた 私といえば・・・・ 相変わらず大学生を送っているわけで・・・・・ 今日も午後からの講義を受けているとこ 夕「ふぁ~・・・」 やっぱり眠い・・・ (夕李・・・・) ん? 私は呼ばれた気がして窓の外に視線をむけた あ・・・ 中庭の見える教室・・・ 木にもたれかかる人 銀髪が風に揺れていて 青い瞳が私をとらえていた (・・・おいで) 私は教室を抜けだし彼の元へと走る
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