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はぁ?
お仕置き?
私なんか悪いことしたっけ?
希「なんで?って顔だね・・・」
だって身に覚えがないし・・・
希「へぇ~覚えがないんだ?」
夕「ちょっと勝手に読まないでよ!!」
そう希羅さんには人の心を読む力があるんだよね
そして紋章がつけられた私には直接心で話しかけることもできるし・・・
さっき中庭に呼んだみたいにね
希「フッ・・・夕李」
夕「なっなに?」
希「俺は誰?」
夕「誰って希羅さ・・・あっ!!」
希「クスッやっと気づいた?」
夕「はっはい・・・」
そうだった
私は希羅に『さん』づけ禁止にされてたんだ
つい癖で『さん』づけしてしまうんだよね・・・
希「クスックスッじゃ呼んで」
希羅の瞳が私を見つめた
夕「希・・・羅・・・」
希「聞こえない」
嘘だ
聞こえてるくせに意地悪なんだから
希「またお仕置きされたい?」
夕「いえ嫌です!!」
希「そんなきっぱり言わなくても・・・・」
希羅が悲しげな瞳をした
夕「ご・・・ごめんね?」
私は希羅に上目使いづかいで謝った
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