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夕「か・・・・櫂!!」
私は思わず希羅の手を離し櫂に駆け寄って抱き着いていた
櫂は私を抱きとめてくれた
櫂「夕李・・・・」
夕「櫂・・・・ヒクッ」
私はいつの間にか涙が溢れていた
でもあの日櫂は・・・・・
私が思っていると櫂が口を開いた
櫂「俺が今ここにいられるのは・・・皇帝様たちのおかげだ・・・・」
夕「えっ?」
黒『あの日魔界に運び今までかかって皇帝様たちの持つ高度な治癒能力で彼を治したのです』
夕「櫂はあの日死んではいなかったのね・・・・」
櫂「あと少し遅かったらまた闇に堕ちてたけどな・・・」
夕「でも・・・・・どうしてここに?」
黒『それは希羅様のご指示でございます。本来ならば闇に堕ちたものを助けることはTabooですが彼の過去を調べたところいろいろとあったようですので・・・・。そして条件つきで助けることができたのです』
夕「条件・・・?」
黒『それは皇帝陛下に忠誠を誓いおつかえすることです。つまり私と同じく執事の身として。』
櫂が執事・・・・
私は櫂を見上げると優しく笑った
黒『そういうわけで本日より櫂は皇帝様に仕える執事となりましたゆえおみしりおき願います』
黒川さんが深々と私たちに頭を下げた
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