†魔武器・使い魔†

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舞「次!水城!」 呼ばれた雫は、何も言わずに魔法陣まで歩いていく。 魔法陣の真ん中までくると右手の人差し指の先に小さな氷の針を作り出し、左の手の平に傷をつける。 血が垂れると魔法陣が光りだした。光が収まると雫の前にいたのは、水色の髪の子供だった。見るところ水の聖霊王の娘だろう。聖霊王は最上位使い魔の中でトップの力を持っているが、その子供。おそらく上位あたりか。 雫「あなた……は?」 「"アクア"だよ。お母さんが水の聖霊王やってるの。よろしくなんだよ」 女の子はアクアという名前らしく、雫の質問に答える。 雫「たたかう……の?」 実は先程のドラゴンを召喚した二人は少しだけ戦闘をして、それにより認められたのだ。 だから雫もこう聞いた。 するとアクアは顎に手を当て、雫を見ながら考える。
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