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空?
自分でも解らない内に、美弥は二人を呼び止めていた。
大和は反応するが、空は振り返ろうとはしなかった。
美弥「どこ………行くの?」
美弥は先の修業で、何か手応えの様な物を掴んだ。
それについての御礼を言うべきだと言う事は解っていたが、心が何らかの怖れを感じた。
空「美弥には関係ないよ」
振り返る事こそなかったが、いつものあどけない笑顔を思わせた。
そして空は歩き出す。
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