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悠介が当惑の声をあげる。雫は何かを察知した様に、素早く悠介から離れた。
美弥「行くわよっ!!"双翼"!!!」
そう言うが早いか、美弥は武器を出して悠介に飛び掛かった。
悠介「おいバカっ!"地恵"!!」
美弥の二撃をなんとか防ぎ、悠介は距離をとる。悠介は同時に一撃の重さが並ではないこと、そして型の柔軟さに感心した。
悠介「ならやってやるよ!!」
今度は悠介からだった。美弥に向けて大剣をふる。
流石に美弥も受け切れないと判断し、半歩下がって回避する。そして大振り直後でがら空きな悠介に接近しようとすると、後ろから何かを感じた。直感的に止まると、目の前を液体の矢が通り過ぎて行った。
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