†修業・後編†

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雫「悠………加勢する………よ?」 どうやら美弥の何かが雫のS心に火をつけたらしい。 雫は真っ直ぐ美弥を見据えて微かに笑っていた。 美弥「おもしろくなりそうね………」 雫が矢を三本放つ。 三つの矢は全て性質が違うらしく、速度が異なっている。美弥は魔力が付加してある二つの矢を避け、普通の矢だけを弾く。 そして後ろからの悠介の一撃を避けて、近付こうとすると、矢が飛んでくる。 美弥の頭には、雫を先に戦闘不能にするという選択肢はないのだろう。距離をとっても体は悠介の方を向いている。 雫がまた矢を放つ。大型の水の矢だ。 それはたいしたスピードではないため、美弥は気にせず悠介に攻撃を仕掛けに行く。 しかし美弥の意識が矢から外れた瞬間。矢が数十本に分裂し、急激に速度を増して美弥に襲い掛かる。
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