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修業八日目。
ギルド"天の導き"
少年は暗い廊下を歩いていた。突き当たりの、天使のマークが彫られた扉の前に着くと、扉を軽く叩く。
しかし少年は応答を待つ事なく、「白翼です」とだけ言って中に入った。
中はあまり広い部屋ではなく、暗かった。しかし陰気な感じはせず、暖かみのある空間だった。部屋の真ん中にテーブルがあり、六つ椅子がある。空はその最後の一つに座った。
「おせ~んだよ!!!」
黄色いコートを着た男は、棘のある口調で文句を垂れた。しかし空は黙ったままだった。遅刻は寝坊が原因だったからだ。頭が完全に起きていないのも反論しない理由の一つだが。
静風「まぁまぁ。それでは、只今より"天の導き"ギルド集会を開会します」
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