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パーンパーン
澄み切った青空を背景に数々の魔法が踊り舞う。
その魔法が打ち上がる度に、生徒たちの興奮は増していった。
いよいよ魔闘祭の日が来た。
屋台が多く立ち並び、観客となる生徒は気楽に店を回り、クラスの代表に選ばれた者達は皆緊張した面持ちで集中していた。
そこに何やらアツくなっている舞がいた。近くには1ーSの代表が四人揃って立っている。
舞「何してるの!!」
舞は時間を気にしながら、足の上下運動で地面に穴を作っている。
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