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大和は口が滑った事に気付くと、やっちまったと思った。
凄い勢いで歩いて来る舞、悪知恵の働く大和は良い言い訳を思い付いた。
舞「SSSランクの事他にも知ってるの!?どこで聞いたの!?」
目を輝かせて聞いてくる舞。SSSランクの人気は凄いもので、熱狂的なファンも多い。舞もその一人のようだ。
大和「それくらいしか知らねえよ。それとその事はそいつの母親に聞いたんだよ。《疾風の姫》に」
その二つ名が出ると、吸い込まれる様に目線が寝ている空へと動いた。
途端に皆の顔が赤くなる。空は純真無垢な顔でよだれを垂らしてすやすや眠っている。
大和は本日二度目のくすくす笑いに突入。
するとなんと、舞はそそくさと教壇に戻って行くと、「今日の授業はこれまで!!!明日は魔武器精製と使い魔召喚あるから絶対来なさい!!火渡と空くんは残って!以上!!」と言い放った。この声で空も起きる。
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