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大和「パートナーだな。数年前に知り合って、時々組んでんだよ」
嘘をつくのに慣れている大和が、もっともらしい事を言う。
空は未だ美弥の胸の中。
雫「空兄……強いの？」
大和「ああ、俺よりもだいぶな」
雫が小さな声で尋ね、大和が笑いながら返す。誰も"空兄"には触れない。３人にはそれよりも大和の言った事が信じられなかったのだ。大和は３人に正体は隠してはいるが、訓練で一度として負けた事はない。
美弥「うそでしょ!?」
雫「……ほんと？｣
悠介「まじかよ……こいつが？」
悠介達は空を見ながら信じられないと呟く。
空は美弥の豊かな胸にはさまれて未だもがいていた。
それから空は皆の助けもあって美弥の手を逃れ、５人で寮へと帰って行った。
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