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大和「さっさと行こうぜ。またガミガミ言われちまう」
大和の言葉に周りの四人は相槌をうち、騒いでいる皆を置いて五人で教室を出ていく。
空「そういえば、結局どうやって僕の部屋に入ったの?」
空が思い出したように美弥に尋ねる。
雫「美弥姉……どういう……事??」
雫がいつもと同じ声で美弥に尋ねるが、怖いです。
雫は怒らせない様にしよう。
空がそんな事を思っていると、もう怒っていないと分かった大和が説明する。
大和「お前が眠ってから、お前の部屋の転移不可破って転移魔法陣描いたんだよ。その後に美弥の部屋にもな!」
空「へぇ~。そうなんだぁ、頑張ったねぇ」
悪びれる様子もなく説明する大和に違う意味を含む笑顔で迫る。
悠介は関わらまいと三歩遅れてついていく。
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