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ちなみに寮の部屋にも外からの転移防止の結界が張ってあるが、これは刃が張ったものなので大和が破れたのだ。
悠介「おい。着いたぞ」
空が魔力を込めだした時、第二闘技場に到着した。
美弥と雫は何か約束をしていたが、空達には見えていない。
闘技場には舞が腕を組んで立っていた。少し苛立っているのか、足のつま先を上下にパタパタさせている。
舞「遅かったわね。他の皆はまだなの?」
その問いに空達は答えられなかった。あの騒ぎではなかなか来ないだろう。
空達の考えた通り、他の生徒は15分ほどしてから息をきらしてやって来た。
舞は少し怒った後に自分の近くに円になって座る様に言った。
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