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雫「どこ?」
空は何も持っていなかった。否、持っていないようにみえた。
が、空が近寄り手を開くと黒と白が入り混じった糸で編み込まれた太めの紐があった。
美弥「まさか……これミサンガ??そんな魔武器あるの???」
クエスチョンマークが多くなるのも無理はない。
ミサンガが通常武器にならないのは悠介ですら知っている。
空「……わかんない。能力もないみたいだ」
悠介「いけねっ。能力調べるの忘れてた!」
空の言葉に大事な事を思い出す悠介。
魔武器には固有の能力があり、たいていは魔力を流せば教えてくれる。
悠介「能力は……"身体能力補助"か」
雫「……"追尾"?」
雫、お前も忘れてたのか。
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