桃色のお姫様

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ここはとある小さな小さな1つの島 そこには可愛い可愛いお姫様がいました お姫様は可愛い物が大好きです ピンク色な小物に ふわふわのドレス お姫様はいつも可愛い格好をしてました 「いつか私も王子さまにに会えるのかしら」 小さな小さな1つの島には隣国などありません ですから勿論、王子さまなんてこの島には居ないのです それでもお姫様は王子さまに会えることを 淡くあわく夢見るのでした ある日お姫様はお城を抜け出して森にいきます 森には見たことのない花や 聞いたことのない音色が美しく響き渡っていました 小鳥がさえずりお姫様に話掛けます ねぇ、ねぇお姫様 この森の怪物をしってるか? 「怪物がいるの?」 次はウサギがお姫様に話掛けます いるさ、こわいこわい怪物が おっきな耳に真ん丸い瞳をもつこわいこわい怪物がいるんだよ 「まぁ、それは怖いわ。お家に帰らなきゃ」 お姫様は来た道をひきかえそうとします さて、どうした事でしょう―... 「どうしましょう、帰り道が分からないわ」 夢中になって森を探索してる間に道に迷ってしまったのです 日はどんどんどん山の向こうに沈んでいきます 辺りは暗くなりはじめ お姫様は途方にくれました がさごそ がさごそ
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