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次に目を覚ましたのは、数日後のことであった
真新しい豪邸の床に寝ていて、しかも老人は老婆と二人で心配そうに私の顔を覗いていた
「大丈夫か
神様がお眠りになって数日がたつ
何か悪い場所でもあるのだろうか」
老人は私の額に優しく手を置き心配そうに唸っていた
神様とは私のことであろうか
竹の中に少女がいるなど普通では考えられない
地上の民がそう思って仕方のないことだろう
そして、隣の老婆も優しい視線で此方をじっと見ていた
「大丈夫ですかね
最初はてっきり、爺さんが遊郭で作った女の子供だと思ったんですけど
神様だったなんて、私は今でも信じられませんよ」
と好きなことを言って、私の小さな手を握った
二人は私の事を本当に心配してくれている
自然に私の瞳から涙が落ちた
私は罪を償うために地上へと落とされた
それなのに、こんなにも優しくしてもらってよいのだろうか?
私の中の罪悪感は一層強くなり私の胸を締めつけた
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