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常に自分だけのポジションだと思っていた
君のとなり
俺のとなりには、君はいない
君に彼氏が出来たと聞かされた瞬間――
頭の中が真っ白になった
初めて気づく
遅すぎた恋心
嬉しそうに微笑みで君の口から出てくる
『彼氏』
と言う単語
正直…聞きたくない
俺の想いは届かない
近い様で遠い距離
こっちが夢ならばよかったのに
悪夢だけで、事が過ぎるのに…
気持ちの整理がつかぬまま
今夜は、酒に溺れる
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