4人が本棚に入れています
本棚に追加
「ビックリした?ホントに来ちゃって」
「さつきなら、来るって言ったら絶対に来ると思ったよ」
そんな会話をしながら
私と祐治は数分歩き
たどり着いたのは
一人暮らしをしている祐治の部屋だ。
祐治は
私よりひとつ年下の大学1年生。
私たちは
幼なじみの
くされ縁で
お互いにとっては
姉弟(きょうだい)のような存在だ。
祐治は
大学進学と同時に
地元を離れ
私たちはこの日
約半年ぶりの再会だった。
どうして今
私がここに居るのか………
最初のコメントを投稿しよう!