動き始めた

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私は立ち上がって とっさに その場を離れようとした。 けれど 次の瞬間……… 『逃げてるだけでしょ?』 『いつまでも甘えてんじゃねーよ!!』 そんな 茜と祐治の声が 聞こえたような気がして……… 下を向き 私は再び そこに腰を下ろした。 「ここに来たら………いつか、サツキに会えるんじゃないかって………」
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