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「ミナサンオハヨウゴザイマス」
生徒達がざわめく中
どこからか、低い声をした
男の声が聞こえた
「は??誰」
誰もが思った
いつもならば
校長か誰かが舞台の上に
いるはずなのだが…
「勇輝、誰や?」
健は座りながら勇輝に聞く
「俺に聞かれても困る」
「ちっ、俺帰んぞ??」
健は学バンを持ち
立ち上がろうとしたその時
「アツイナカマタシテシマイ
モウシワケアリマセン
キョウカラミナサンニハ
ゲンキニドロけいヲ
シテモライマス」
「は??」
生徒達は大声で笑いだす
「ドロケイとか幼稚」
「おっさんキモーい」
「1人でやってろーう」
「ぎゃはははははは」
などと生徒達からは
野次がとぶ
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