花火

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7月も終わりに近づきもっと暑くなる そんな夜 彼は…紺の甚平をきて 私は淡い水色に金魚のゆかた 手をかるくつなぎ 河川敷を歩く どこかからか火薬の匂いが漂い 私たちのうえに大輪の花火が咲く 彼は私をみつめ はじめてのきすをした fin
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