銀色うさぎの事情

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そんな事を、ぼんやりと 考えて突然、黙り込んだ ルークを不思議に思ったのか 「どうしたのルーク? 急に黙り込んじゃって‥ 具合いでも悪くなった?」 とミアがルークの顔を 上目使いで覗き込んだ‥ その途端ルークは頬が紅く 染まるのが自分でも解った‥ (っっっ! この距離はヤバイっ!) 身長差が20センチ程ある 2人はミアがルークを自然に 見上げる形になってしまうのだ 内心、理性と格闘している ルークをお構いなしに ミアは何を勘違いしたのか 「ルーク?大丈夫? 何か顔が紅くなってけど 熱があるんじゃない?」 と更に顔を近付けてくる… .
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