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[ルーク]は兎型と同じく
サラサラの栗色の髪に
一見、繊細そうで優しげな
顔立ちの青年なのだが‥…
「ルルルルって
何だ?ハミングか?
ったく元気なのは良いけど
おてんばも程々にしとけよ‥」
「一応、手加減はしてるもんっ!
それに毎日、毎日しつこく
付き纏ってくるケイトが
悪いんじゃないっ!」
とミアは頬を膨らませた。
ちなみに灰色の猫は
[ケイト]と言う名前らしい。
「[一応]…ねぇ?」
「なっ!なにっ?!」
(うっ!何かルークの
目が怖い気が‥……)
ルークは腕を組んで
自身の深い金茶色の瞳で
ミアをジッと見つめる
「ミア?前から言ってるが
しつこい男を振り払うのに
多少の武力行為は良いと
しよう‥…
でも毎回、蹴りを食らわせる
のは 良くないと思うぞ?」
.
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