-序章-

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――― アクセルは一騎の案内で冷たい廊下を歩いていた。 ここは、Alvis内部。 Alvisとは、 竜宮島を拠点とする、アーカディアンプロジェクトを遂行するための組織であり、竜宮島の大人およびメモリージングによる記憶が発現した子供たちによって構成されている。 なお、竜宮島以外にもアーカディアンプロジェクトによって作られたAlvisが複数存在する。 アーカディアンプロジェクトとは、 アーカディアンは楽園を意味し、人類をフェストゥムから守り、平和を次代に繋げる事…を目的としている。 竜宮島には偽装障壁が施されており、他の人類はおろか、フェストゥムの目さえも眩ませる程のステルス性能を持っており、通常島外の人間は、竜宮島に侵入する事は出来ないでいる。 そこへアクセルが現れ、続くようにしてフェストゥムが現れた。 故に、何かしらの尋問が待っているだろう事を薄々アクセルは気付いていた。
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