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「さっすが!よっしゃ、行くぞ!」
崩れたドアを乗り越えて部屋に入ってきたのは、やはり先ほどの二人だった。
ただし、少女の方は一振りの日本刀を携えていたが。
女性は一縷の望みをかけて恐怖で出ない声の代わりに目で助けを求める。
それを受けた少女は、目を怒らせて男を怒鳴りつけた。
「武器も持たぬ婦女子に凶器を持って襲いかかるとは何事だ!!恥を知れ!!」
グワングワンと大気を揺るがす程の大声。
その声は壁を揺らし、近くにいた少年の頭も揺らした。
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