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不思議な夢だった。おそらくこれは警告なんと思うことにする。
内容はこうだ。
大雨の降る港。此処がどこなのか分からないけど、大型客船の中にいたんだと思う。
乗り慣れてる人なら解ると思うが、船の中にあるトイレはだいたいが真ん中の階の両端通路に男子用女子用と別れて配置されてる。
もちろん自分は女だから女子トイレに入った。
船内は海の波に揺れる。当然トイレに入っていても揺れる。
トイレの床は清掃員が掃除して往復しているような便なら、当然なかもか沸ききっていなかったりする。個室からでてすぐのトイレ内の通路に下りるには排水溝を跨ぐように段差を下りないと行けないのだが、自分が見たのはその排水溝と周りの濡れた床、そしてある個室の下の隙間から流れていたものだった。
異様とも言えるくらいの夥しい鮮血が排水溝にそこらで流れきれなかった水と混ざってしずかに流れていた。
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