題名なし

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ガス切れ寸前のライタ ーに火をつけてみた もちろんガス切れ寸前 ってわかってるから、 ここで自ら消したらも うつかないだろうなぁ って・・・・普通なら そこで捨ててしまう。 でもどこまでつくか、 いやっ・・ついてて欲 しくてつけ続けた。結 局消えたがそこに人間 性をもっと具体的にし た恋愛を感じた。・・ 再度つけたらなんとつ いてしまった。でもそ の時匂いをかいだら、 風俗の匂いがした・・ なんともたまらないキ ュッとなる一時だった 切ないけど一時の灯り がまた勇気をくれる。 最後は自分でその火を 消し消えたのを見届け てまた虚しくなる決断 を考えた・・
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