お見舞い

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あ…あれ? やべ!すべった…!? 「……」 「…………」 こ、この緊張感… その時、芳樹が顔を真っ赤にしながら 「ほ、本当…?」 なん…だと…? まてまてまて!これは… 落ち着け!クールになれ! うむ…これは俺の勘違い乙なんだな。 芳樹の好きはLOVEの好きってこと…? ま、まさか? 俺のずっと俺のターンネタは本気の言葉と受け取ったのか!? もしそうだとしたら……… 熱血すぎる告白をしたのか俺はーーーーーーー!あはぁ~ん! 「僕…本当に好きなんだ。ずっと言えなかったけど…今日言えた!僕は剣を幸せにしたい!」 こいつは本気だ… こっちもちゃんと返事をしないと… 男と男だ。結婚できないし子供だってできない。世間からだって冷たい目で見られてしまう。 ここをあやふやにすると後々つらくなるだろう。 よし。はっきり言おう。
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