No.00 プロローグ

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  「私は人の死に魅せられた哀れな人間……いや、もう悪魔になったのかもしれない…」 (いや、悪魔は俺だ) そう自分自身にだけ聞こえる声で呟くと、うなだれる彼に背を向けその場を後にした。 パタン! 「ふー!!読み終わったぁ」 「綾、何読んでたの?」 「これだよ」 「あっ!!美城 悠の小説じゃん 最近の人気凄いもんね。 うちも読んでみようかなぁ」  
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