20人が本棚に入れています
本棚に追加
テーブルの上の携帯
が、メール音を奏でた
彼だった
大丈夫か?待機して
るから。いつでも
呼び出せ。
という、いつもの
口調がそのままの
メール。
ありがとうございま
すと返信した…
着信メロディー…また…彼だった…メールの内容は…
『月が綺麗だよ。見てごらん。
頑張っている貴女の
ようだ…』
胸が、苦しくなる…
窓際から眺める月は
ホントに綺麗な明か
りを照らしていた
最初のコメントを投稿しよう!